BACK

GALLARDAGALANTE MASTER PIECE
2019 AUTUMN & WINTER

PRODUCTS / 15 ボトルネックニットBottle neck knit

ホールガーメント製法で編んだ、
モダンなボトルネックニット

KNIT ¥16,000(+TAX)

昨年リリースして好評を博したボトルネックのリブニットが、今年再び登場します。ホールガーメントという特別な製法で作ったシームレスのニットだから、立体感のあるシルエットが特徴的。ベーシックと今っぽさのちょうど間をゆく、カジュアルなニットです。

体のラインをうまくカバーする、
絶妙なシルエット

まずお聞きしたいのは、ホールガーメントという製法について。どんなところが特別なんですか?

横井ニットは通常、身頃、袖、首もと……というようにパーツごとに編んで、最後にはぎ合わせるのですが、ホールガーメントは、一着のニットを丸ごと一気に編んでいく製法なんです。だから、シームレスで、シルエットも立体的。肩や首回りなどといった体の曲線的な部分にも、自然に馴染むフォルムを作ることができるんです。

このニットのネック部分などは、まさに立体的。ほどよく立ち上がって、顔回りをカモフラージュしてくれますね。

横井そうですね。ネックは高すぎず低すぎず、ベストなバランスを探してこの高さになりました。ネックがキレイに立ち上がるように、折り返しの分量もいろいろと試行錯誤したんですよ。立体的と言えば、袖口の部分もそうですね。キュッと絞った袖口のリブの上で少し溜まるようにしてあります。

ふっくらとしたボリュームを感じられるニットは、ラムウール100%。ほどよく厚みがあるので、立体的なシルエットが生きますね。

横井そうですね、体のラインを拾わないので、着やせ効果も期待できると思います。このラムウールは少し特別で、カシミア専用のマシンで作った毛糸なんです。そのため、軽さと膨らみ感がある糸で、編地にハリ感をもたせてくれる。このニットのボリューム感やハリ感は、そういった素材の持ち味によるところも大きいですね。

ハリとボリュームがあって、身幅もオーバーサイズ気味だけど、ラグランスリーブだから体が大きく見えることもなく。あとはこの裾に入ったスリットが目を引きますが。

横井このスリットが入ることで、不思議とこなれた雰囲気が出るんです。それに、抜けが生まれるから着やせ効果もあると、ショップから反響の声が寄せられていましたね。本当に小さなディテールなのですが、視覚効果は絶大。

色バリエーションは全6色とのことですが。

横井そうなんです。ベーシックカラーと、ビビッドなカラーをミックスして展開します。発色の鮮やかなオレンジや黄色、ブルーはきっと売れ筋になる予感。全色が一度に店頭に並ぶわけではなく段階的にリリースしていくので、気になる色がある方はショップで問い合わせていいただくのがおすすめです。

Designer's Voice

プレーンすぎず、デザイン性が高すぎず……という一着を見つけるのは、意外と難しいものですよね。このニットは、今の気分を取り入れつつも控えめに作っているので、トレンドにちょっとだけ挑戦したいという方にちょうどいいバランス感に仕上がっています。

By/ Ayaka Yokoi
KNIT ¥16,000(+TAX)
BACK TO INDEX