asakoさんファミリー

数多くのヨガスタジオやイベントでクラスを持つ人気ヨガインストラクターのasakoさん。 長男15歳 長女10歳 次女7歳 一昨年に次男が生まれて、お子さんは4人に。 グラフィックデザイナーの旦那さまとの6人家族の温かみある家庭の様子がInstagarmの投稿でも伝わります。
そんなasakoさん一家に6人家族の円満の秘訣を伺ってきました。

この「いま」は未来の「いま」に
つながっていく

初めての出産は2002年、22歳の時。それまではいつも「いま」と「自分」しか考えていなかったのが、長男が日々育っていくのを見ていて、ちょっと前の「いま」がこの「いま」につながっていて、この「いま」は未来の「いま」につながっていくんだなぁと実感しました。2016年に次男を妊娠したのをきっかけに、働き方を見直しました。家にいる時間を増やして子どもたちのことをよく見られるようになって、たとえば長男とは勉強、長女はギター、次女はピアノの練習など、一緒に取り組むことが多くなりました。そこで気付いたのですが、やりたくてはじめたことでも、なかなかできないと練習が嫌になってしまうんですよね。自分が出来るようになりたいことや目指すものがあるなら、そのためにはどうしたらいいか。それならヨガのやり方でやったらいいんじゃないか、その手伝いならわたしにもできる、と。

”何に意識を向けているか”
ということの手伝い

ヨガはポーズにしても呼吸法にしても、「形や回数」ではなくて「意識を持って取り組むこと」をいちばん大事にします。「気をつけて練習する」ってあたりまえのようだけど難しい。今出来る出来ないではないし、人と比べてどうこうってことでもない。ただ漠然とこなすみたいにやるのではなくて、要素を分解して、今はこれを意識してやろう、次はこれを意識してやろう、とひとつずつ段階を踏んで練習していく。そうして出来ていく喜びは大きい。1歳になったばかりの次男は立ったり歩いたり言葉を話したり、なにかを初めて出来るようになった時には「できた!」と本当に嬉しそうにするけれど、それは何歳になっても同じだなと、子どもたちを通して日々感じています。

見られているそのまなざしが
どういうものであるか

わたしのヨガの先生が教えてくれたことなのですが、観るひとのまなざしがどういうものであるかによって観られているひとは変わる、と。自分の経験でも、あったかいまなざしは伝わってくる。そばで見てくれていて笑ってくれているひとがいると、たったそれだけのことだけで、ひとはとても安心して自分の育つ方向に健やかに育っていけるのではないかな。逆に、「ああしなさい、こうしなさい」という視線は圧迫感があって窮屈。やるのはその子自身だから、それを誘導するつもりは全然なくって。人には、「なにかをやりたい、学びたい、知りたい」という気持ちが絶対にあるから、その好奇心をまずは邪魔しないようにと思っています。

「チームだよ。」とよく話しています。

家族の人数の分だけ、事情や思いがあります。 例えば長男は今受験間近だから勉強に集中したい、長女は今ギターの発表会の前だから練習をしたい、私は仕事が今すごく忙しくてもっと時間が欲しい…。でもその時に「うるさい!」「わたしはこんなに大変なのに!」と怒るだけじゃ、イライラが家中に蔓延するだけ。 だから、自分から周りに「今、自分にとってはこういう大事な時なんだ」とか、「今こういうことに困っていて、助けてほしいんだ」と伝えることが上手になってほしいと思っています。言われた人は「自分には関係ない」とかじゃなく、その人の想いを汲んで、じゃあ何ができるかなと考える。それぞれに本気でやりたいことがあるなら、みんなが力を合わせてそのための環境を整えないと。待っていても誰も用意してくれないから、そういう意味では厳しいと思います。

家族は「チーム」、
夫は「最高の副キャプテン」

付き合いはじめてから今年で18年。気付けばもう、自分の親と暮らした月日と同じだけ夫と一緒にいるんですよね。 振り返ってみればいろんなことがあったし、性格も気の使い方も全然違うから今だって「それはないでしょ」とかって言い合いになることもある。それでもどちらも話し合いを投げ出さないから、今日まで続いているのかも。うちの家はチームみたいなものだよ、といつも子どもたちに言っていますが、夫がこのチームのメンバーで良かったって思います。わたしが子どもに感情的に怒って泣かせてしまったときにはさっとラーメンを作ってあげたり、わたしが苦手な縫い物をさっと引き受けてくれたり、カバーの入り方が絶妙。最高の副キャプテンって感じです。もちろんその立場が入れ替わることもあります。最近は、なんだかんだ言ってもわたしたちチームワークいいよね、と話しています。

今という奇跡の瞬間を満喫している

家族でも、話はたくさんしますね。食卓では会話が飛び交いすぎて話題の取り合いみたいになってしまうけど、誰かが何かに行き詰まっているような時には一対一でじっくり話をします。「気持ち」と「起こっていること」が絡まりあっていたりするから、気持ちを丁寧に取り扱いたい。同じ風景も、気持ち次第で見え方が変わったりします。話をしているうちに絡まっていたものがほぐれてくると自然と策が生まれたりする。それを子どものうちにたくさん体感してもらいたいと思っています。

ひとは本当にナマモノ。子供達は日々成長していくし、大人だって変わっていくから、家族のかたちもナマモノ。 ある時長男が次男を抱っこして、「あー可愛い。幸せ。これってなんか奇跡だよね」と言ったけど、わたしも本当にそう思います。みんなが元気に好きなことをできていて、一緒にご飯が食べられて、笑っていられて…今という奇跡の瞬間がとても愛おしいです。


asakoさんのあたたかなまなざしと、包容力のある旦那様の元で育つお子様たちの生き生きした表情がとても印象的でした。四月から、長男さんは高校球児!甲子園出場の夢を応援しています!

asakoさんファミリー着用アイテム

asakoさんのインスタグラムは
こちらをチェック!!
@asakokekko

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