今年で5年目になるコラボレーションアイテム。
企画に込めた思いを聞いてみました。

1938年にアメリカのオレゴン州から産まれたアウトドアブランド「Columbia」は言わずと知れた世界最大規模のアウトドアウェアブランド。そんなColumbiaとCIAOPANIC TYPYがコラボレーションするアイテムは毎回、即完売する人気プロダクトです。今回は、Columbia本社での勤続年数7年の【営業本部セールス】榎さんとColumbia好きのCIAOPANIC TYPYスタッフ福本がこの春発売が決定した21SSコラボアイテムを見て履いて、その感想を語ってもらいました。

榎 千尋

1980年岡山県生まれ。大学卒業後、スポーツ・アウトドア業界での勤務を経てコロンビアスポーツウェアジャパンに入社。コロンビアスポーツウェア・ソレルなどマルチブランドセールスとしてライフスタイル部に所属し、アウトドアとファッションの融合を図るべく様々なコラボレーション企画などを手掛ける。

福本 真士

CIAOPANIC TYPYのVMD、LIFE STYLEバイヤー。大のColumbia好きスタッフ。

お互いのコンセプトがマッチして、コラボがスタート

——— まずは、ColumbiaとCIAOPANIC TYPYの取り扱いの歴史を教えてください


榎>初めての取り扱いは2016年春夏シーズンで、Tシャツとバックパックが最初でしたね。コロンビアの大人から子供まで様々な人にアウトドアを楽しんでほしいというブランドアイデンティティーとCIAOPANIC TYPYのコンセプトである自然体で自分達らしいライフスタイルを大切にしたいファミリーへと言うお互いの考え方がマッチして取り組みが始まりました。

福>商品展開前から、全店舗の店長やその家族とColumbiaさんで一緒にキャンプに行ったりしましたよね?

榎>そうそう! 一気に仲良くなりましたね。

福>その時から、「親子連動」をテーマに企画が始まって、今やColumbia×CIAOPANIC TYPYの定番人気コラボになったフリースジャケットやロゴTシャツが産まれたのが2016年ですから、今年で5年目という事になりますね。

去年、即完売のサンダルが復活。今年は?

——— 去年も2週間足らずで即完売したサンダルをリバイバルという事で、プロダクトについて教えてください


福>クスコピアサンダル自体は、Columbiaさんの定番人気商品になりますが、それを、街履きにもなじみやすいカラーを意識して別注させていただきました。様々なファッションに合わせやすいBLK、サンダルでは珍しいニュアンスカラーのグレー×ホワイト、パキッとしたカラーリングが特徴のオレンジの計3色です。

榎>そして、なんと、今年クスコピアサンダルを購入出来るのはCIAOPANIC TYPYさんのみなんですよ!

福>えっ!!クスコピアサンダル自体がCIAOPANIC TYPY限定!!それはアツイですね!!


——— CIAOPANIC TYPYでしか展開しないクスコピアサンダルという事ですが、変わった特徴はありますか?


榎>Columbiaでは元々クライミングロープをモチーフにしたロープデザインのサンダルをリリースしていましたが、それをより履きやすく改良しました。まず、このロープなのですがストロー状になっているんです。ストローのように中を空洞にする事でストレッチ性、クッション性が向上されます。しかも素材はポリエステルなので衝撃を吸収しやすいんですよ。

福>確かに!サンダルって大抵、紐が当たる部分が痛くなりますもんね?ストロー状の紐だから足のアッパーから踵まで優しく固定できるというわけなんですね。履いた時のホールド感もたまらないですよね。

榎>ロープを踵部分で絞るデザインにすることで、どうしてもサンダルは踵が浮きやすいという難点をうまくクリアしています。

福>デザイン性だけでなくフィット感の調整が可能なうえ、スリッパのようにしても履ける2WAY仕様なのも嬉しいですよね。

榎>ソールにもポイントがあります。いわゆるビーチサンダルのような素材だと滑りやすかったりしますがEVAフットベッドに波状のラバーシートを貼る事で水抜けしやすく、滑りずらい安心な設計にしてあります。

福>という事は、すり減りもしずらい?

榎>そうですね。ラバーシートのお陰で耐久性もUPしています。

——— ここは見逃せない!というポイントはありますか?

福>今年のポイントは、なんと言ってもキッズサイズの展開を開始した事ですよね!店頭のお客様からご要望もたくさんいただいていましたので、今年とうとう実現出来て嬉しい限りです。

榎>親御さんの視点からお子さまにサンダルを履かせる懸念点などは色々あるかと思いますが、弊社スタッフのお子さまたちに何度も試着してもらいました。履き心地含め自信作が出来ましたよ。

福>ファミリーコーデが可能になりましたね!価格も良心的なのでおそろいで揃えやすいのも嬉しいですよね。

——— ちなみに、クスコピアサンダルの“クスコピア”の由来はなんですか?

榎>「クスコ」というのはインカ帝国の首都の名前で、Columbiaが初めて出したロープサンダルは「チャスキ」と言って、同じくインカ時代の飛脚(メッセンジャー)の履物をモチーフにしていました。その後さまざまなデザインのロープサンダルを経て理想的な履きやすさにたどり着いたと言う意味合いで、理想郷「ユートピア」と首都の「クスコ」を掛け合わせて作った造語を商品名にしました。

福>なるほど!確かにColumbiaさんのプロダクトは土地の名前が多い印象です。

榎>そうなんです。そういったブランド背景があり、「クスコピアサンダル」が生まれました。

機能性抜群のエコバッグも登場

——— そして今回、コラボレーションとしては初めてのBAGも発売されるそうですよね?


福>Columbiaさんは元々「エコロンビア」という取り組みをされていますが、世界的にエコを意識、行動していく中でビニール袋の有料化をはじめ、今やエコバックは生活に欠かせないアイテムになりましたよね?なので、もともとColumbiaさんのインラインで展開していた形をタウンユースしやすさを意識したカラーで別注させていただきました。街になじみやすく、かつユニセックスで使いやすいカラーリングがポイントです。

榎>こちらのBAGの生地はColumbia独自の機能「オムニシールド」テクノロジーを搭載しているので撥水性があり悪天候時でも安心して使えますよ。

福>一見薄い生地に見えるのに撥水するのがすごい!しかもリップストップ生地なのも良いですよね。あとは、エコバックでショルダー紐もついていて、さらにファスナー付って珍しい気がします。

榎>そうですよね。 このショルダーベルトは素材が柔らかいので、折り畳みもしやすいですし、長くすればショルダー、短くすればボディバックにもなるので便利だと思いますよ。内側のポケットにパッカブル収納できるのですごくコンパクトにもなりますし。

——— どんなシーンにも使えそうなBAGですね!


榎>普段使いのエコバックから、旅行時のサブバックにも活躍すると思います。

福>個人的には横長の形も好きなポイントです。鞄の中身が探しやすい(笑)ファッション的にもなじみやすいプロダクトなので、外遊びからタウンまで幅広いシーンで使っていただけると思います。

——— 最後に、今回のプロダクトについて、お客様にどういった提案をしていきたいですか?お2人からそれぞれおすすめポイントをお聞かせください。


榎>まずは何と言ってもクスコピアサンダルですね。今年のクスコピアサンダルはCIAOPANIC TYPYのみでの展開になるのでぜひCIAOPANIC TYPY店頭で試してほしいです。

福>ColumbiaさんとCIAOPANIC TYPYのコラボプロダクトを毎回楽しみにしてくださっているお客様へ、ぜひこの新作も手に取っていただきたいですね。

榎>バック、サンダル共に、アウトドアからタウンまで、マルチに活躍すると思います!

CUSCOPIA SANDAL

夏のキャンプやビーチで映える、個性的なコードサンダル。かかとをしっかりホールドしても、スリッパのようにしても履ける2way仕様なので脱ぎ履きが多いシーンでもストレスフリーに使用できます。

■クライミングロープを参考にしたアッパーデザインとマテリアル。
■太めのシューレースで分散してホールドし、足あたりを軽減。
■ヒールのホールドをオンオフできる2WAY仕様。
■EVAフットベッドにラバーシートを貼り付け 耐久性アップ。

>>> クスコピアサンダルの商品情報を見る

PACKABLE TOTEBAG

アウトドアはもちろん、普段使いや旅先でのサブバックとして活躍するナイロントートバッグ。

■雨水や汚れを弾くコロンビア独自の機能「オムニシールド」テクノロジーを搭載し、悪天候時でも安心。
■内ポケットに本体を折り畳んでパッカブル収納することが出来る。
■ショルダーベルト付属でトートバッグとショルダーバッグの2WAY仕様。
■軽量でファスナー付き、持ち手もしっかりしているのでマルチに使える。

>>> パッカプルトートバッグの商品情報を見る