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僕の名前は「テリ」

上京して3年。
ファッション業界で花咲かせてやると
夢見て上京したが、
中々芽が出ない日々。

普段はとあるアパレルブランドで
働いている。

いつか自分のお店や、
ブランドを持ちたいと
日々頑張っている。

自慢じゃないが、原宿に住んでいる。
家はキャットストリートのすぐ後ろ。
まさに「city boy」
でも、家は築80年のボロアパート。

東京には3年住んでいるが、
友人と呼べる友人はいない。

僕には、地元に「ワール」という名前の友人がいる。

「ワール」 は地元に残って、
彼もアパレルとして、
叶えたい夢の為に日々頑張っている。

「テリ」と「ワール」で、
いつか一緒に何かをやろう!と、
会うたびに夢を語り合っていた。

ある日、
部屋でいつものように
スマホでネットサーフィンをしていた。

あるルームウェアの
ブランドが目に留まった。

ブランドの名前は
TERRITOIRE/テリトワール」

「ははっ、おもしろい、”テリ”と”ワール”」

僕の名前の「テリ」と、
友人の名前の「ワール」が
ひとつになったような
ブランドの名前に、
どこか縁を感じ、
パジャマをひとつ購入した。

パジャマなんて
普段着ない僕だったが、
届いて着てみると、
中々良かった。

ハマると
つい集めたくなってしまう
タイプの僕は、
その後もいくつかパジャマを購入した。

部屋の掃除もままならない
だらしない生活だったが、
部屋を整理するようになり、

読書をしたり、
映画を見たり、
部屋で過ごす時間も楽しくなった。

ゴミ出しや、コンビニ、
スーパーだってそのままいける。
普段の仕事ではスーツを着ない僕だが、
家の中では上下セットアップの
パジャマで正装気分!
なんちゃって笑笑

パジャマを着てみると、
部屋で過ごす時間が、
少し特別な気分になった。

これは地元の友人、
「ワール」にもおススメしよう。

久々に、「ワール」に電話をし、
いつもと同じ流れのように、
近況報告や、
将来の夢の話を語り合った。

電話の最後に僕は
「ワール」 にこう伝えた。

あと「ワール」、
もう一つだけ僕は宣言するよ。

おれはもう少し、
こっちで頑張るよ。

お互い、別々の場所だけど、
将来の夢の為に頑張ろう。

しばらく、東京にいます。

This story is a fiction
「東京とpajamaと僕」

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