再生ポリエステルを使用

サスティナブルバッグの素材には、100%PETボトルからリサイクルした糸で織った生地を使用。ラシットオリジナルの柄は、タテ糸とヨコ糸を交差させて表現しています。高密度で織られているので、モノグラム柄の細部まで美しく表現できることが特長。独自の技術で耐久性も強化しています。
トートバッグ（M）で約5本、一番大きなサイズの丸型のビッグトートバッグで約8本のペットボトル（500ml）を使っています。

エコ素材でつくることの
難しさを実感

再生ポリエステルの生地は、従来のラシットの生地より薄く織り上がるため、思った通りの形にすることが難しかったり、最初はレザーハンドルをつけようとして穴があき、破れてしまうことも。また、生地の色が他の生地やパーツに移りやすいという問題もありました。
これらの課題を解決するために、織りの工程では日本に数台しかない特殊な織機を採用して品質をアップ。試作を何度も重ね、より良い生地を開発しようという熱い想いと努力の結果、思い描く最良の生地にたどり着きました。

ラシットらしく
サスティナブルを伝えていく

今回、最もこだわったのは使い心地。従来の生地と素材が違うためデザインを出来る限りシンプルにしており、物を入れた時に美しい形を保つようバランスを工夫しました。 サスティナブルは、これからの時代に必要な思想。今回のプロジェクトをきっかけに、よりエコなナイロン素材の開発にもすでに着手していたりと、取り組みは次のステップへの繋がりを見せています。より多くの方に長く愛用していただけるサスティナブルな商品を発信できるよう、今後もラシット全体で取り組んでいきたいと考えています。