JOURNAL ラシットの想いとモノづくり 
Vol.3

  • 「価値あるものは、時を超える」をコンセプトにバッグブランドとして誕生したラシットは2020年8月に20周年を迎えました。
    20年続くラシットのものづくりに込めた想いを、月1回のコラム連載を通じてご紹介します。
    第3回目は「ラシットバッグができるまで」を探ってみました。

裁断

  • 第二回でご紹介した企画チームで最終サンプルの確定後、商品の設計図でもある型紙をもとに「金型」を作成します。 金型を使って表生地・裏生地・革を裁断していきます。裁断専門の職人が、大きな一枚の生地や革から一枚いちまい裁断し(“荒断ち”)パーツにしていきます。金型で裁断することにより、効率よく綺麗に生地を裁断することができます。

  • “表生地・裏生地の裁断”

  • “革の裁断”

型押し

  • ラシットバッグの本体に縫い付けている革のブランドタグは、職人の手によって丁寧にブランドロゴを押しています。そのため、一見簡単な作業に見えますが、経験と情熱が必要となる作業です。

縫製

  • 裁断した生地、金具などバッグに必要な資材が揃ったら、いよいよ縫製に取り掛かります。熟練の職人により一つひとつ丁寧に縫製し、バッグに仕上げていきます。ミシンの調整やバッグを立体的に縫製するのは、熟練した職人にしか出来ない技術です。

検品・梱包

  • 一つひとつ手作業で検品し、梱包して出荷します。工場検品の際は生地に不良が発生していないか、革に傷がついていないか、金具に不良がないか丁寧に確認を行います。問題が無ければ梱包し出荷されます。出荷後、第三者検品と呼ばれる検査機関でX線を使用し、針等の異物が混入していないかくまなく検査し、お客様の手元に届けられます。

  • これまで3回にわたってお届けしてきた「ラシットの想いとモノづくり」いかがでしたでしょうか。これからも機能性とデザイン性を兼ね備えたラシットの想いがつまったバッグをお届けし続けていきます。ぜひ、ご期待ください。

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