IACUCCI

PICK UP INTERVIEW

トレンドでいて名作、トップファッションエディターが語る『IACUCCI』の魅力

ファッションエディター磯部安伽さん

磯部安伽さん
イタリアのアブルッツォ州で30年以上バッグ生産を
請け負うファクトリーの
オリジナルブランド『イアクッチ』。
洗練されたスタイルの中に垣間見える女性らしさ、
確かな技術とトレンドをつかむデザイン性など、
ブランドの魅力を
ファッションエディターの
磯部安伽さんに語っていただきました。

シンプルさと持つ人が主役になれる
センスを兼ね備えたバッグ

「初めて『イアクッチ』のバッグを手に取ったとき感じたのは、“シンプル”、“ミニマム”、“モダン”というイメージ。まさに私が好きな世界観だったので、こんな素敵なブランドがあるんだ! と嬉しく思いました。さりげない上質さとシンプルなデザインは一見ベーシックで普遍的に見えるのですが、そこに今っぽさを取り入れるのがとてもうまいんです。今のトレンドって、ファッションにモダンな空気感が必要。それを汲み取るバランスの良さというか、感度がとても高いバッグブランドだと思います。それに、クオリティは絶対的に良いですね。作り手の、“品質の良いものを持ってもらいたい”という想いが、丁寧でこだわりのある仕事とモノの良さから伝わってきます。あとは、バリエーションにも注目するべき! 『イアクッチ』のバッグは、しっかりとブランドが確立されていて芯があるにも関わらず、主張をしすぎないデザイン。また、今季から本国の『イアクッチ』デザイナー(Nalu)と、バッグブランドにて経験を積んだ日本のクリエイティブディレクターが手を組み、よりブラッシュアップされたラインアップになるそう。日本ならではのスペシャル感にも期待しています」 上/ALTEA

シンプルさと持つ人が主役になれるセンスを兼ね備えたバッグ-画像-01 シンプルさと持つ人が主役になれるセンスを兼ね備えたバッグ-画像-02

素材調達から生産まで全てをイタリアで行うこだわりとトレンドを捉える感性で、高い品質と信頼を確立している『イアクッチ』。右の【SORBETTO】は日本別注モデル。アブルッツォのシルバービーチをイメージしたキャンバス素材を使用し、上質な雰囲気に仕上げている。左/VELARITBAGCUBOMARGHERITA(L) 右/SORBETTO(M)

デザインはもちろん、
実用性と細やかな仕様も魅力

「私が選んだのは、キャンバストートバッグの【SORBETTO(L)】です。ライターという仕事柄もあり普段から荷物が多いので、仕事用バッグは大きいサイズをメインに持ちたいと思い、ファーストイアクッチはこのモデルに。もともと本国では、PVC素材でサイズもMのみだったものを、働く女性がリアルに持ちたいサイズ感でスペシャルオーダーした日本限定品番。やわらかくて上品なキャンバス地と、上質なレザーの素材ミックスにも惹かれました。あと、レザー部分が磯部の『I』の形なので。……というのは冗談で(笑)、ロゴのデザインがツボでした。今年はロゴものがすごく流行っていることもあり、気分にもピタッと合ったんです。実用性では絶対に内ポケットは欲しかった部分。電車のICカードをすぐに取り出せたり、鍵などもバッグの中をいちいち探すのはストレスなので。車で移動する日は内ポケットを取り外し、カードだけ入れて買い物へ出かけたりと、便利な使い方も出来ます」 SORBETTO(L)

デザインはもちろん、実用性と細やかな仕様も魅力

磯部さんがおすすめするバッグコーディネート

磯部さんがおすすめするバッグコーディネート
オフィスにもカジュアルにも似合う“使える”優秀バッグ

オフィスにもカジュアルにも
似合う“使える”優秀バッグ

「カジュアルなスタイリングにお仕事バッグを合わせるのはなかなか難しいのですが、このバッグは相性がいいんです。上質なレザーがアクセントになって、白のワントーンコーデをより洗練された印象に仕上げてくれます」

ON・OFFともに
自分のスタイルに合うバッグを楽しむ

ON・OFFともに自分のスタイルに合うバッグを楽しむ

「私は、仕事などのONスタイルには大きいサイズのバッグ。反対にOFFの時には小さいサイズのバッグを斜め掛けするコーディネートが好きなので、自分のスタイルに合わせてON・OFFバッグを楽しんでいます。バッグっていくつ持っていても、素敵なものに出会うと欲しくなってしまうんですよね。そんな私に、このクオリティ、この価格でセレクトできる『イアクッチ』はすごく魅力的。ロゴの主張が上品なのも、スタイルを選ばないポイント。アイコンバッグもブランドを知っているから『I』のデザインに見えますが、そのくらいのさりげなさがいいですよね。素材も魅力的で、特にスムースレザーのシリーズは、『イアクッチ』の革の良さを味わうことのできる逸品。クオリティの低いバッグは、使うとどんどん劣化してしまい、それに伴って愛情も薄れていってしまうのですが、『イアクッチ』のレザーは、美しい発色やしっとりとした高級な質感など、革の本場であるイタリアならではのクオリティを実感できます」

素材本来の魅力を味わうことができる『イアクッチ』のレザー

ほぼ加工をしていないスムースレザーのシリーズはポテンシャルが高く、傷や剥げが劣化になるのではなく、経年変化によってさらに深みが増すなど、愛用するほどに素材本来の魅力を味わうことができる。EGGBAGMARGHERITA(S)ALTEA

ON スタイル

ON スタイル

「通勤や通学で活躍するのは、A4サイズの書類や11インチのパソコンも入る大きめバッグ。カジュアルに見えがちなPVCバッグは、上品に持てるようにグレーがかったカラーを日本限定でスペシャルオーダーしているそう」 SORBETTO(L)SORBETTO(PVC)

OFF スタイル

OFF スタイル

「OFFの日は小さめバッグで身軽に。最近はバッグがコンパクト化の傾向なので、アクセサリー代わりにバッグを斜めがけするなど、カラーや柄、チェーンをコーデの差しアイテムとして取り入れてみて」 MINIBAGCORA(RUGA)CORA(PITONE)

豊かなバリエーションの中から
自由なセレクトを

「『イアクッチ』のコレクションなら、“私はこれがいい”、“自分のファッションにはこれが合う”、“ほんとはこのデザインが好きなんだけど、私ママだし荷物が多いからこっちの方がたくさん使うかも”など、状況と好きなもののバランスを取りながら求めているバッグを見つけることができると思います。大人になると目も肥えてくるし、似合わなくなるものも増えるけれど、自分で選択ができる部分は強み。『イアクッチ』はそんなこだわりにも応えてくれるブランドです」

磯部安伽さん

profile

磯部安伽Yasuko Isobe

ファッションエディター。2013年に独立。集英社『Marisol』『LEE』『eclat』などの女性誌を中心に活躍。センスと実用性を追求した丁寧なページ作りで、モデルやスタッフから絶大な信頼を集める。また、ベーシック服で提案する私服スタイル特集も反響を呼んでいる。著書『ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット 』(KADOKAWA)

to top