#6

絵になるドレープやフォルムが絶妙。
軽やかなリバーショートコート

Rever Short Coat

絶妙なニュアンスのモカカーキは

今年のワードローブに合わせやすい

繊維が細く、なめらかで艶のある上質なウールを贅沢に使用したショートコート。しっかりと厚みのあるリバー素材を軽やかな一重仕立てに。体をゆったりと包むビッグシルエットで、アーム部分もワイドな仕上げに。厚手ニットの袖通しも良く、もたつかない。

「モカカーキのショートコートは旬のブラウンやベージュにマッチし、ワイドパンツなどのボリュームのあるボトムともバランスを取りやすいのが魅力。どんなに気に入っていても、色合わせやシルエットに悩むコートだと難しいですよね。インとの組み合わせがぱっと決まるのが一番」。

大人のための、ヒップが隠れる

立体的なショート丈

ジャケット感覚の丈感はパンツもスカートもシルエットを問わず合わせられて、重たい印象にならないのが優秀。バックスタイルは丸みが出るこだわりのパターンに。立体的なフォルムが体を華奢に見せてくれる効果も。

「バックスタイルだけじゃなく、サイドもきれいで360度どこから見ても素敵なコート。優雅なラインがお尻も腰回りもすっぽり隠してくれるから、安心です。さっと羽織るだけで様になって、体型カバーもしてくれます」。

装いをリッチに見せてくれる

モカカーキとライトグレー

深みのあるモカカーキとニュートラルなライトグレーの2色展開。ベーシックカラーと相性がよく、ムードのある配色に導いてくれる。

立体的なフォルムやなめらかな襟など、洗練された完成度の高いディテールが自慢。表裏両面に艶を出す加工が施され、美しさも着心地も両得して。

「明るくソフトなライトグレーは白の延長で取り入れられる色。地味に見えず、着こなしの明度が上がるのがいいですね。ボーダーとのデイリーなスタイルもリッチに見えて、気分が上がります。カジュアル派の人にもオススメですよ。大判のシルクカシミヤストールをラフに巻くのもポイントです」。(村山佳世子)

stole/HERMÈS
border top/SAINT JAMES

※小物はすべて本人の私物です

村山 佳世子

村山 佳世子

Kayoko Murayama

『éclat』や『Marisol』など多くの女性誌やカタログで活躍するスタイリスト。シンプルでいて時代の空気を巧みに取り入れた優れた審美眼の持ち主と呼び声が高い。著書『一生もののおしゃれが身につく10のルール100のコーディネイト』(集英社刊)が大ヒット。